モア情報システム

DXというと、難しいシステムを入れるイメージがありますが、
ほんの小さな改善だけでも大きな効果が出ます。
その代表が「書類管理」を紙からクラウドへ移すことです。

金型製造のT社長のところを訪れると、
よく「書類が見つからん…」と言いながら

事務所の棚を探している光景を目にしました。
見積書や図面、契約書が紙のまま増え続け、

机の上にもファイルが山積みでした。

そんなT社長に
「最新の書類だけでも、クラウドに置いてみません？」
と声をかけました。

T社長は半信半疑の様子で、

まずは最新の見積書だけGoogleドライブに保存してみることに。

すると翌週、取引先から
「先日の見積書、もう一度送ってほしい」
と連絡が。

T社長には

「紙を探す代わりに、スマホで検索して共有リンクを送ってください」

と伝えました。

結局、 1分足らずでやり取りが終わったとのこと。

T社長は

「え、こんなに楽になるん？」
とぽつり。

それからは、毎日“1つだけ”書類をクラウドへ移す習慣を続けました。

こちらからは「ファイル名」につけ方ルールだけ

アドバイスさせていただきました。

やがて 書類探しのストレスはほぼゼロになりました。
社員からの「資料どこでしたっけ？」という質問も激減し、
特にバタつく月末に効果を実感しています。

大きなシステムを導入したわけではありません。
T社長が変えたのは、
“紙1枚をクラウドに置く”という小さな習慣だけ。

DXは難しいものではなく、
こうした小さな成功の積み重ねが、
業務改善へのいちばん確実な近道なのかもしれません。

<<Vol.11の内容>>

企業のDX推進が『小さく始める』にシフト

・ なぜ「小さく始めるDX」が増えているのか？

・ これだけはやろう！最初の一歩にちょうどいい、実用DXソリューション

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大きな投資をしなくても、「小さく始めるDX」で

十分効果が出るDXソリューションを紹介しています。

ムリのない範囲で、業務効率化の一歩を踏み出してみてください。

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